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不明(万字?)

 万字で入れたが何だか分からない。主副三弁は緊弁放角荷形水仙弁の平肩咲、翠緑色鮮やかな中輪花。中彙は分頭合背、蚕蛾兜捧心、小劉海舌には紫紅色の2点が入る。捧心の先端、蚕蛾兜の頭の部分が薄くオレンジ色に滲む ところは万字に似ているが、万時の舌は龍呑舌に近いのに対してこの花の舌は劉海舌で舌端が尖る。万字はやや天朝咲気味に上を向いて咲くがこの花は正面よりやや下を向いて咲く。良く似た花だが、水仙弁であるところが決定的に違っている。では、何なのだろうか。
 開花数日で上段右の画像のように花弁に色が乗ってきた。また、中彙も形が崩れ舌も少し下がってきた。この状態で見る限り、この花は西では翠鶴、関東では無双梅と云われているものであろう。 (平成25年)

 少し作が乗って木に勢いがついてきた所為か丸く咲いた。この花なら梅弁だし、万字と言えなくもないが、黒崎万字とはかなり違う。(平成28年)

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