東洋蘭ネットワーク メールニュース(30)

 


旅先で狂い咲きながら,紅更紗べた舌幅広弁のすばらしい花を見ました.初花だそうですが,秋に咲くと弁先に紅がもっと濃くでて,きれいなのではと思いました.本咲きした花を見せてもらう約束をして帰ってきました.
----------------------------------------------------------------------
大塚さんから上のメールを頂き、「その蘭はどこの産地ですか?出来れば詳しいお話を伺いたいです。」と返信したところ、下のメールを頂きました。
----------------------------------------------------------------------
 先日お伝えした紅更紗は,鹿児島県大口市(針持―はりもち―)の産とのことです.
大口は四方を山に囲まれた盆地になっており,熊本県と宮崎県に接した「鹿児島の北海道」と言われるほど,夏でも夜間は比較的涼しく,ランの色花も東京とは別物のように咲くようです.
 件の花の持ち主は,秘蔵の山採りを多数持っておられるようで,昨年咲いた青花は,手放すつもりもなく,遊び心で600万円と書いて飾っておいたら,分けてほしいという人が現れた,と話しておられました.
 この紅更紗については,比較的大きな株がもう一つあり,この秋には咲くでしょうとのことでしたので,時期になったら,今度はカメラを持ってうかがおうと思っています.微妙な色合いをもった花の特徴は「百聞は一見に如かず」,で,うまく撮れたら,写真をお送りします.
もうしばらくお待ちください.
  
  大塚 勇一郎
 


 野口さん メ−ルニュ−スの皆さんこんばんは
私は山採り寒蘭を主にを楽しんでいますが、時々春蘭の色花を見て数鉢手に入れたこともあります。ところが先細りでいつの間にか消えてしまいます。例外的に、 大雪嶺 は寒蘭と同じ栽培で元気に育ちます。特に おんじ植 にすると芽も多く出るようです。花も葉も良いので気に入っています。この春蘭は特に作りやすいのでしょうか?

さて、イントラネットに登場した花ですが、何処かで一度見たような気がします。 
風月 のようにも思えますが、一度しか見たことがありませんので全くの見当違いかもしれません。諸々の条件により花色、咲き方等年により変化しますので、同じ花を数回は見てないと判断が付きません。また、葉の写真も手がかりの一つになります。

  高知の  ひろた

 


メールを見ました。オークションの件ですが、そちらに対してのマージンとかは不要なのでしょうか?また、売れた場合、入金後の発送で良いのでしょうか。今までにトラブルは有りませんか?奥地の蘭や九華などで変わったものがありますが、いざ売ろうとすると思い入れがあったりして思い切れないものですね!九華八重咲きや縞花、奥地の蘭 ダダ香梅弁白花(兜有り素心ではなく銀白色)等・・楽しんでもらえそうな品種があるのですが、もっと涼しくなったら何か出してみようと思っています。その節は宜しくお願いします。

   樋口
------------------------------------------------------------------------

現在まで全くトラブルは有りません。と言いますのも、出品者は日頃のメールニュースでお人柄が有る程度分っているという点が挙げられると思います。
購入者の方はメンバー以外の場合も有りますが、既に何度か購入された方も多く、また、住所、氏名、電話番号を記入して頂いているので、余程の悪意でもない限り連絡は取れるハズです。

送金方法は原則として「代金引換え郵便」をお勧めしていますが、手数料が高い関係か別途に送金されている場合が多い様です。しかし、トラブルを未然に防止する為には「代金引換え郵便」の方が良いと思います。

**** 註 ****

その後、私の不注意から輸送中に株が凍結するというトラブルが発生しました。夏場の輸送に思わぬ落とし穴がありました。株を輸送される場合は注意してください。

野口



新しいメンバーです。静岡県にお住まいです。eijiさんが参加されてから静岡の方が多くなってきました。静岡は東洋蘭が盛んな様ですね。

春蘭栽培を始めたばかりの初心者です。

(ベスの父)


ご親切にメールを有難うございました。ネットワークの方にメールを送る場合の方法がイマイチわからず教えて下さい。また、奥地の蘭や九華は別にしてセッコウ省産の中国春蘭は今どんな受け止められ方をしているのでしょうか?往年の名品が失われていくのがとても悲しく思えるのは自分だけではないと思っているのですが・・・・。
そんなことを皆さんと話せればいいなと考えています。
  樋口
-----------------------------------------------------------------------

中国春蘭は価格は別として、根強いファンがいらっしゃいます。
一般には、日本春蘭を収集する前に初心者が手掛ける事が多い様ですが、30年以上も東洋蘭をやっている方はそれとは全く別の観点から中国春蘭を栽培されています。
神戸国際蘭展で日本春蘭の豆花が話題になった時、あるベテランの方が「皆は豆花と言って大騒ぎしているが、中国春蘭の(スイガイ)と比較して、どの花も完成度が低い。」とおっしゃった事がありました。示唆に富む言葉だと思います。緑色の花しかないのが人気の無い理由でしょうが、あの様に澄んだ緑色は日本春蘭には全く見当たりません。
きっともうすぐ、価格ではなく花の良し悪しを評価する時代が来ます。また、我々がそうしなくてはいけないと思います。

  野口


 現在、寒蘭を主体に300鉢ほど育てています。
銘品と山採りが半々と言ったところです。
薩摩、土佐、日向、紀州、球磨と無秩序に集めていますが、20年前に、蘭の病に取付かれる原因になった《舌が影か薄雲のような桃色に染まった》刺毛素を今も追い求めています。

安養寺


野口さん メンバーの皆さん こんにちは 高知のひろたです。
メ−ルニュ−ス29有り難うございました。
高知では9月になって初めて北の高気圧の風が吹きました。待ち遠しい寒蘭の花の季節も、もうすぐです。今は花芽を眺めてどきどきしています。去年より冴えた芽だったりすると嬉しくなります。数年育てた山採りの初花が一番の楽しみです。高知では山上げする人もいます。色花の冴えを出すため温度差のある海抜の高い山間部で花を咲かすのです。

メンバ−もますます多くなりましたね。寒蘭ばかりでなく、春蘭、富貴蘭等等のHPも見せてもらっています。秋蘭素心は今が花時期でしょうか。ずっと以前、豊雪は西谷物と秋蘭素心の自然交配種だと言う話を聞いたことがあります。興味ある話ですが・・・

湿潤な渓谷の岩場に咲くイワタバコです。自然の中に咲く姿にはうっとりします。寒蘭も棚ではなく、山に咲く自然の姿で楽しめたら良いのですが、夢物語でしょう。

 



メールニュース(29)で、福寿の産地に付いてお聞きしたところ、以下のメールを頂きました。
----------------------------------------------------------------------

兵庫県の森江です。

詳しくは解りませんが、”福寿”の産地は宮崎県です。
宮崎県蘭協会発行の東洋の美”寒蘭大綱” 61pに濃紅とだけ記されています。写真は 大鑑のほうが良く取れています舌点も相当違いがあるように見えます。
これも系統があるのでしょうか咲いた環境の範囲内でしょうか。スキャナーを持っていませんので写真は送れません。悪しからず


こんにちは小林の柊崎です。

さて 福寿の産地についてですが宮崎県産としか登録されてませんが近くの蘭商に話をしたところ私達(宮崎県 小林市)の近くの山の出ということでした。

福寿の蘭坪を詳しく聞いて後日行ってみたいと思います。

また後日メール送らせていただきます。
----------------------------------------------------------------------
こんにちは 柊崎です

福寿の事で都城の蘭商より電話があり登録者がこれは四国産と話されたそうです。

すみませんでしたm(__)m またメールします

今度の日曜日も兄と2人で日向の誉ときさきの坪にいってきます。成果は後日・・・・・・

 



こちらも新しいメンバーです。神奈川県にお住まいです。

春蘭,寒蘭、長生蘭、富貴蘭等、蘭とつく植物は何でも栽培しています。
栽培暦は約15年です。

篠崎栄男



山採り有望品の青花を集めておられるとの事で、幼木の見分け方に付いての話です。

1.山採りについて
 山採りは非常に楽しみがあります。しかし良い物が咲く確率は非常に少ないです。
しかし良花も元々山採りです。広畑氏のやり方は蘭小屋全部でいくらのやり方です。
その中でいいものを残します、並ものは22日会(入札)に出しているようです。

 私はいいものを残した中から未開花株を購入する手法をとっています。、何が咲くか、葉幅は広いか、広くなるか、葉肉は厚いか、厚くなるか、葉姿について立葉は購入しないようにしています、葉の表面は艶が特にあるか、又ラシヤ葉か艶消しか、葉先は丸いか等と価格の検討します。
  特に中でも重要視しているのは葉の持つムラムラを探します。今年初花でムラムラの入っている物が4鉢位あります、どんな花が咲くでしょうか?

2.樋葉について
葉の樋が深いのは払越の良花の特徴です、しかしいくら角度を変えて見ても払越産と区別が付かない物もあります。ご注意を…

3.野口さんがおっしゃるように葉のいいものは全ていい花が咲くとは限りません、私も何度も経験済みです。でも魅力ある物は葉よし花よしで購入してしまいます。

4.株が増えて植え替えもしてない私の処の豊雪、御国の花、土佐茜雲が 作落ちで葉をふるっています、ここまで来ると重症です。回復には相当時間がかかります。
 黒土は今の段階では成績がいいです、3年位の鉢植えの物を今年確認しましたがなかなか根の状態がいいです。今私は鹿沼土主体に換えています。メリットは鉢が軽い。デメリットは最低週に2回の灌水が必要で忙しいです。3回でも支障ないと思います。

そのうち何鉢かひっくりかへして根の状態を確認してみます、今度デジカメでみせます。

最後に青良花と袴、葉の持つ特徴について

  これについてはたまたま私の意見と広畑氏の意見が一致しただけ(今までの成果)ですから、なんの根拠もありません、結果を並べてみます。

青花の持つ葉状について
│品 名  │                  特               徴 
│烏 丸  │袴.濃紅で葉肉厚い方。艶無し.縞が少し入る、成長時に黄緑のムラムラが入る。
│青ヤタ  │袴.明るい紅で葉肉は厚く幅広葉.成長時にムラムラが入る。
│日の丸舌│袴.薄い茶と緑の混色で葉幅広く肉は非常に厚い、ムラムラが多い、葉先丸い。
│北川村産│袴.濃い茶と緑で葉は緑が非常に濃い、葉肉厚く.硬く.ムラムラが入る。
│青無名  │袴.濃い茶緑で新芽の葉、黄緑と濃い緑のムラムラが羅紗状で葉肉厚い。
│伊才原産│袴.濃い茶緑で新芽に刷毛が入る時あり、少し黄緑の中透けの様なムラムラ。

 ※そのほかムラムラに近い葉の初花が川登産、室戸(野根産)、楠山産、産地不明4種
花芽が見えています...............その結果が楽しみです。

宮川

----------------------------------------------------------------------

ここでも何故か立ち葉は除外されています。私の聞いた別の方の話でも同様でした。
きっと何か理由が有るのでしょうが、分りません。
最大の疑問は、葉のムラムラに何故良花が多いのかです。

最近の傾向としては、多くの方が土の種類に拘わらず潅水回数が多くなっている様です。
したがって、土は潅水回数が多い事を前提に選択されている様です。

----------------------------------------------------------------------

宮川です、早速ムラムラの写真ですが、先だってもお話したように、結果的にそうなった事かも知れません。今理論的に青花の良花(青ベタ舌、青一点花、緑の濃い青花)が全て厚葉のムラムラ現象と結びつくとは限らないかも知れません。でも私は購入にあたり過去の証明により必須条件としています。たとえば烏丸、北川村産、青日の丸舌、無名最良花、日平(未開花)等は条件をそろえています。今日写した写真は少しムラムラが出ているとおもいます。葉芸と違って緑の葉の表面が微妙に模様の様に色が違う、網目の様な物、葉の縁が黄色くなる物、葉の表面の緑に濃淡がある物、無名最良花は葉先にかけて黒い線の模様が時期によってくっきり走ります。

写真貼付しますが野口さんが納得するかどうか。?

 



新しいメンバーです。千葉県にお住まいです。お祭り好きなんですね。

主に日本春蘭の栽培でエビネも少々やっております。栽培歴は15年です。
http://www.asahi-net.or.jp/~pq7s-nsmr/

西村  尚楽



山田の「こまっちゃん」です。

今日もまたまた秋が待てず、2週間ぶりに山で汗をかいてきました。
今年は日照り続きのあとに雨が降ったせいか、いろんなキノコがどっと生え、クラゲがたくさん発生した海のようでなんだか気持ちが悪いくらいでした。

さて山採りの収穫はありませんでしたが、成長過程がわかる写真をお送りします。
091001rは前回お送りした新芽の成長状態です。ホルモンに直結しているためなのか、鉢栽培よりも成長はかなりいいようです。
この芽の左側に米粒状のものが見えますが、これも落ち葉をかぶっていたために、葉緑素が乗っていない出たばかりの新芽です。
それのアップが091003rです。
091006rは前回木の根っこのそばで掘り取ってきた西谷系のすぐ隣から生えてきたものです。前回には新芽のそぶりもありませんでしたが、生えだしたらあっという間に出るんですね。新根も出たばかりで、透きとおっています。
これは前回採って来たものとたぶん同じ形質でしょう。

091013rは昨秋一番最初に苗を見つけたところからの発芽です。昨秋このあたりの地表には金平糖状のホルモンがたくさん見えていましたが、今では枯れたのか雨で流されたのか、きれいさっぱりなくなっていました。
この新芽のホルモンも地下に潜っていることでしょう。

091013rからほんの数十センチ離れたところで見つけたのが091015rです。
ここ数日来の雨に刺激されたのか、なにやら新芽とそれから右へ伸び始めた新根のようにも見えます。

 

HPの「寒蘭の発芽」(その5)にも載せてみました。
 



新たにメンバーに参加されました。神奈川県にお住まいです。

東洋蘭を知ったのは中学の頃でした。当時は今に比べて格段に高価なもので、おこずかいを貯めては1本単位で買ったものです。今やそれは自分の精神の豊かさを実感する上で必要不可欠なものになっています。まだまだ未熟者ですが、この蘭とともに豊かな人生を過ごしていきたいな。(俺は何歳でしょう!)

KK



こちらも新たなメンバーです。文面からも分る様に長生蘭と富貴蘭のプロです。

自然と野生ラン(月刊園芸書)でお馴染! 光琳庵です。とても大切に管理している、一万鉢以上の蘭の取り扱っております。ぜひ、ご連絡をどうぞ!蘭に関するお問い合わせでもなんなりとお申し付けください!

光琳庵  http://www.ko-rinan.com/


いつものお願いですが、オークションサイトでは10月20日入札閉切りの出品を受付けています。
株分け、植替え 、買い入れなどで棚の整理が必要な方は、是非出品してください。
私の場合も例外ではなく、花芽の付いたものを咲かせ場に出している事を忘れて、ついふらふらと何株かを購入し、毎年必ず棚に収まらなくなります。これは、きっと私だけでは無いと思います。
不要な苗、増えてしまった苗がございましたら、散り紙…ではなくて紙幣と交換しましょう。

イントラネットサイトでは、「全国の寒蘭命名品の検索が可能なデータベースが作れたら良いな」というところに話が行っています。土佐愛蘭会の登録品種に付いては、既に赤禿さんのサイトで検索が可能ですが、九州の各会や和歌山に付いてはデータを集めなければなりません。もし、「データを持っている」とか「データがどこにあるか知っている」という方が有りましたら、お知らせ下さい。
何年掛かるか分りませんが、入力作業が終了したらインターネット上に置いて、だれでも利用出来る様にしたいと考えています。また、ボランティアで作業を手伝って頂ける方もお知らせ下さい。
フォーマットが決定したらイントラネットで手分けして入力作業を行いたいと思っています。